神社仏閣

寺好き女子ふたりで善光寺へ行ってきた

孤独のカルメ

移住して1か月。粛々と生活していたわたしにとある情報が入ってきた。9月1日に行われた仏像リンクの埼玉の仏像を巡るオフ会に長野住みの女子が参加されていたとのこと。これだよ!!!!!↓

長野住みの寺好き女子を血眼になって探していたので、すぐにお会いしていただくことになり、一緒に寺巡ろうぜということになった。人を欲しすぎだろ。

長野で寺巡りならやっぱり最初は善光寺じゃない?ってことで善光寺へ行くことに。

長野市にある善光寺は全国的にも有名な誰もが知るお寺だが、私は善光寺に抱くイメージはと聞かれたら

七味

と答える。実はすでに3回以上行っており、しかも7年に1度の御開帳シーズンにも行ったのに知識が卵の膜くらい薄い。

知識も深めるべくウキウキでいってきた。いざ!!

善光寺までの道のり

松本から電車で1時間弱。長野駅に到着した。松本駅より栄えている印象。

DQNの聖地(ドンキ)もある。
バスで善光寺まで行くことができる。だいたい10分おきにでている(片道150円・所要時間約10分)

しかし私は気合の徒歩。

善光寺までは大通りをずーっとまっすぐ行くと着く。何度同じ場所へ行っても迷いまくる私のような方向音痴の人間にやさしい道のり。

しかし地味な登り坂がずっと続くので覚悟が必要。

ムキムキ仁王像の下で待ち合わせ

何食べるか妄想してたらすぐ着きました。石畳の道を歩くと仁王門が。

こんにちは~!

はむさんとは仁王像の下で待ち合わせをした。ハムスターに似てるといわれるからはむさんらしい。1m後ろで遠近法を駆使して歩きたいレベルの小顔の持ち主。ちなみに私はガチャピンに似てるといわれたことがあります。ナチュラル派の悪口。

軽く自己紹介をした後、この仁王像筋肉ムキムキすぎ。何パックだよ足の指の先まで筋肉ついてない!?と盛り上がった。女子は筋肉が好きです。

善光寺参りの前に、九九や旬粋(くくやしゅんすい)さんの2階のカフェでお茶をすることに。

善光寺を見ながら食事をすることができます。

ここで善光寺を拝観するまえに、みうらじゅん氏の本をみながらどこのお寺が好きかや、一番すきな仏像や最澄派か空海派かなどの話をした。念のためお伝えしておくが20代女子同士の会話だ。

善光寺の歴史・豆知識

ここで善光寺の歴史や豆知識を軽くご説明する。

善光寺は日本の最古のお寺のうちのひとつ。1400年以上前に絶対秘仏である御本尊、一光三尊阿弥陀如来像が日本に伝わったことが始まりといわれる。そのお姿は寺の住職ですら目にすることはできないらしい…。七年に一度の御開帳には、金銅阿弥陀如来及両脇侍立像(前立本尊)が絶対秘仏の本尊の分身として公開される。つまり御開帳時にも本物は誰もみれないってことか…。

見れないと思うと見たくなる人間の心理。

本堂は国宝で日本で3番目に大きな木造建築。重要文化財の山門や飲食店やお土産屋が多く軒を連ねる参道など見どころもたくさんある。

江戸時代から『一生に一度は善光寺詣り』や『遠くとも一度は参れ善光寺』と語られ、今も日本全国から参拝者が訪れている。

善光寺にまつわる豆知識もご紹介。

〇鳩字の額〇

山門には「善光寺」と書かれた額がある。これは鳩字の額といい、この額の中に鳩が5羽隠されているという。

想像力が足らなすぎるのか、「善」のうえに潜む2匹しかみつからなかった。

正解はこの5匹。

全部見つけられましたかね。

〇牛に引かれて善光寺参り〇

「牛に引かれて善光寺参り」一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。私はなかったです。簡単に要約すると

昔、信濃の国に住む性根の悪いケチなおばあさんが川で洗濯していた。軒先で布を乾かしていたところ一頭の牛が現れ、角で布を引っかけ走り出した。おばあさんは怒ってその牛を追いかけると、善光寺金堂前までたどり着いた。

日没になり牛の姿は見失ったが、善光寺の仏様の光明に照らされてあたりが明るくなり、牛のよだれが「牛とのみ思いすごすな仏の道に 汝を導く己の心を」と読めた。するとおばあさんに信仰心が芽生え、信心深い人間に生まれ変わったのだ。

後日、おばあさんは近くのお堂の観音様に牛にさらわれた布がかけてあったのをみた。牛は観音様の化身と気づき、以来どんどん善光寺への信仰を深めて最後は極楽往生を遂げた。

というお話。

ふーん。おもしれー女。

牛を追いかけるおばあさんを想像するとサザエさんのワンシーンのようだな。


牛の像もおりました。

ウチのバルコニーにも牛来ないかな

いざ善光寺めぐりへ

 

私事ですが最近善財童子にはまっておりまして。お参りの前に善財童子になりすましました。(仏教の経典に出てくる少年)

この漫画肉かよっていう髪型のやつ(今年26歳になる)と一緒に歩いてくれるはむさんマジ良いひとでした。ありがたい。

さっそく本堂へ。

中は撮影NG。圧倒されるほどの外観に伴い、中もかなり広々としており参拝客がたくさんいた。左側に弥勒菩薩像、右側に地蔵菩薩像があり、どちらも大きく迫力がある。

本堂のほかに山門・経蔵も拝観できる共通券を購入。(大人1枚1000円)

触れれば極楽往生できる!『お戒壇巡り』

善光寺ではお戒壇巡りをすることができます。

お戒壇巡りとは、秘仏である御本尊様の下の回廊を巡り、仏様の身代わりともいえる「極楽のお錠前」に触れることで、仏様とご縁を結んでいただくものだ。

この極楽のお錠前に触れることができた人は、必ず極楽往生できるといわれている。これは触れずに帰るわけにはいかない。

実は去年、一人で善光寺へ行ったときお戒壇巡りをしたのだが、まさかの錠前を触れずにスルーしてしまうという事件が勃発した。
早朝へいったため誰も周りにおらずなんの手がかりもなかったため普通に暗闇を歩き回っただけの行為をしてしまった。

本当に真っ暗闇なんですよ!スマホとかであたりを照らすのはNG。壁を右手で触りながらひたすら歩いていく。

今回は土曜日だったため参拝客がたくさんいて、別の意味でなかなか前に進めない芋洗い状態だった。前の人がガチャ!ガチャ!と極楽のお錠前を音を立てて触ってくれたおかげで私も触れることができた。いつだって他力本願。

これで極楽往生できる。ありがてぇ。

長野市を一望できる『山門拝観』

続いて山門拝観へ。山門の上にのぼることができる。はしご並みに急な階段を上ると…。

長野市を一望できます。晴れていたので遠くの山までみえた。

中の撮影は禁止。四天王とセンターに文殊菩薩がいた。四天王の絶対エースの多聞天(毘沙門天)が控えめに後ろにいる!とか四天王のなかで一番すきなのは誰か、この仏像の前で昼寝したいなどと話した。念のためお伝えしておくが20代女子同士の会話だ。

「善光寺史料館」・重要文化財「経蔵」へ

日本唯一の仏式による霊廟、日本忠霊殿。1階には善光寺所蔵の什物を展示する「善光寺史料館」が。かけ仏や絵馬などを通して全国に根付いている善光寺信仰の歴史を知ることができる。たくさんの展示品があり、見ごたえがあった。(館内の撮影はNG)

続いて重要文化財である経蔵へ。経蔵は経年劣化により2008年から2017年まで一般公開を中止していた。今は内部へ入ることができる。

内部中央には仏教経典を網羅した『一切経』が収められている輪蔵があり、輪蔵についた木を押し回すことで一切経を全て読んだことと同じ功徳が得られる。

…ということではむさんと2人で押してみたがこれがかなり重い。ただの筋トレ。一周回しきった後は疲れ切っていた。仁王みたいなひとに手伝ってほしかった・・・。

参道に軒を連ねるグルメたち

善光寺の参道にはたくさんの飲食店が軒を連ねていた。おやきやソフトクリームやおかき棒、タピオカドリンクまである誘惑参道だ。

おやきが好きで長野に移住してきたといっても過言ではないので(過言)、ウキウキでおやきを食べた。中にイートインスペースがある。

クレープも食べた。普通においしいクレープ。蕎麦みは特に感じない。

善光寺を眺めながらのクレープは最高。ロケーションって大事よね。

カァ~~~~~ウメェ~~~~~~!

おわりに

 

あっという間に時がたち、善光寺詣りが終了した。

長野駅で別れる際はむさんから

無印のバームクウヘン買ってから帰ります。

との発言が。佐久市には無印がないらしい。無印のお偉いさん、佐久市に無印店舗をどうかお願いします。

善光寺は見どころがたくさんありますので、じっくり見るには一日かかりそう。お土産やおいしい食べ物もたくさんありますので一生に何度でも訪れてみてください。では。

 

”長野県長野市元善町491”

電車:JR長野駅下車→バスで「善光寺大門」。バス停下車徒歩5分。
車:上信越自動車道長野IC、須坂長野東IC、いずれからも約40分。

住所 長野県長野市元善町491
公式HP https://www.zenkoji.jp
電話番号 026-234-3591

 

きゃるめ